装置開発
中子技術のさらなる可能性をもとめて
日々中子を製作していると、思いは造型装置にまで至ります。もっと進化したマシンを・・・その願いが装置開発の後押しとなりました。
中子屋としての発想をフルに活かし業界初の水平割反転取出し方式のマシンを完成。その後も様々な装置を開発し、特に好評を博したRCSの熱風乾燥装置は、本格的な販売を開始しています。同時に開発・商品化した連続2次焼成炉も確実な実績を上げており、良質な中子と生産の合理化に貢献出来る装置だと自負しております。
地元、島根県東出雲町はモノ造りが盛んな土地。多彩な技術が集結した恵まれた環境で疑問と改良の視点を持って日々新たな製品の可能性を探っております。
当社は、脈々と続く歴史の一端を担いながら、未来へ向けて中子製造のさらなる進化を実現したいと願っています。
○プレヒーター
砂の乾燥で流動性を向上
温風によるバブリングで砂温を上昇・保持するプレヒーター装置。従来の砂タンクに替えて装着し材料の温度をあらかじめ加熱・乾燥させることで、品質安定と生産性向上を図ります。
中子のピールバック防止や肉厚の均一化、排砂性を向上させるほか、硬化速度の促進、焼成時間の短縮も見込め、特に高品質かつ安定した中子製作に貢献します。

